CD/RECORD
1 Akatombo
2 Tsombon Tuuraitai Khuren
3 Hatahata
4 A Good for Nothing
5 Wann kann ich sie wiedersehen?
6 Going Home (DVORAK: FROM THE NEW WORLD)
AKATOMBO
Sep. 30, 2004 Release
Daphnia
DPCD-0003
Producer:Akira Sakata
Recorded on february 27.2004
Recored at Warabi shimin kaikan"concurrere"hall
Recording&Mixing engineer:Humio Nii
Mastered by Michael Fossenkemper at TURTLE TONE on Mar.16.2004
Artwork&Design:Bokunen Naka
Designer:Masami Nakamine for PROJECT CORE
Friendship foundation:
Mitsuoki Kuga

Akira Aakata: Alto Sax,Clarinet,Bells,Bird Call
Kyoko Kuroda: Piano
Vagabond Suzuki: Wood Bass
(Japanese) 貴下ますますご清栄の事とお喜び申し上げます。
このたび、坂田明が自身のレギュラートリオ mii(ひい、ふう、みい、の"みい"です)のCD「赤とんぼ」を製作しましたので、広く皆様にお聞きいただきたくお知らせ致します。本来なら発売前にお知らせすべきところですが、インディーズの泣き所で、手が回るのが遅くなりました。後ろに手が回らなかったことで、ご勘弁をいただくしかないような有様であります。
2000年の東北ツアーからレギュラー・バンドとして活動を始めた゛坂田明mii゛の作品を4年間の成果として世に問うこととなりました。

演奏曲はタイトルの「赤とんぼ」から始まり、ドヴォルザークの「家路」で終わります。
中心に記録映画「白神の夢」のテーマとして書いた「鰰(ハタハタ)」がすわり、
その間をモンゴル民謡の「丸い蹄をもった褐色の馬」坂田のオリジナル「役立たず」「皆さん、今度いつ会えますか」が配置されており、多くの方から「繰り返し聞きたくなる」との評価をいただいています。
今回、ライナーをお願いした「がんばらない」の鎌田實医師の言葉が帯にありますが、「坂田のjazzは狂暴で優しく、低能で知的だ」 はまさしく当を得たものと本人自身も認めるところであります。
驚きますのは、私のやってきた音楽とは縁もゆかりも無い、通りすがりの人々が冒頭の「赤とんぼ」に郷愁を覚えられることであります。
この作品は鳴り物入りで宣伝するようなものではありません。癒し系です、とうたうようなものでもありません。ただただ、風景のように音楽があるだけだろうと思っています。
私がやってきた様々な形態の音楽の中で、今、最も日常的な音楽のひとつ、ということができます。
1945年、敗戦の年に生まれ、あれから59年目に当たる今年、目に焼き付いている秋の風景のひとつが、夕暮れ時、家の前の道路で、空を埋め尽くすがごとき赤とんぼの群れ!その風景を読谷村の名嘉睦稔さんが絵にしてくれました。
古今より、何億人もの人々が見てきた赤とんぼ、清少納言、藤原定家、世阿弥、アテルイ、山田耕筰、三木露風もドヴォルザーク、シェーンベルク、アルバート・アイラー、弥三郎、保己一、よね、サカ、小五郎、大二郎、小津安二郎も隣のおばさん、八百屋の大将、も、みんなみんな、田園風景や家路に赤とんぼの群れを見たに違いありません。
突然では御座いましたが、どうぞよろしくおねがいします。

坂田明 2004.10.15.(2006.1.11.up)

追記:CDジャケットに印刷ミスと記載ミスがあります。
Wann kann ich Sie wiedersehen のsieのsが小文字になっていますが、「皆さん」と言う時にはSieとSを大文字にするのが正しいそうです。私の高校の担任教師に指摘されました。m(-_-)m
家路:の説明がFORM THE NEW WORLDとなっていますが、"FROM THE NEW WORLD"の間違いです。