CD/RECORD
1. いさな(Whale is?)
2. チョット!(I'm here!)
3. Lake Mendota -dedicated to the late Dr. Stanley I. Dodson-
4. Lonely woman
5. オオカミでたぞというた(A wolf came to me, said "No!".)
6. Siciliano aus der 2 Flötensonate
チョット!(I’m here !)
発売日 : 2010年9月15日
発売元 : ダフニアレーベル
DPCD-0005
JZ100831-51

2,500円(税込)

AKIRA SAKATA(as, acl,cl,bells,vo)
KYOKO KURODA(p,vo)
HIROAKI MIZUTANI(bs,vo)
昨年から始めた坂田明trioの初CDができました。相変わらずのドサクサ状態ですが、勝手なことを言う私に対するメンバーの対応が素晴らしく良く、GOK SOUNDの近藤さんも仕事がすばやく、デザイナーの太公良君も仕事が速くて、発売日前にCDがバッチリ上ってきました。ヤッホー!!!ひやひやするサーカスみたいでしたが、できてみれば面白かったです。
ジャケット写真は、今年取材で行った長門市の油谷湾の田んぼの傍で私が写したアカテガニです。立派な爪を持っているのはオスだろうと思われます。彼は私の足音や気配に驚き威嚇の姿勢をとっています。彼の目は私を見ています。気高いですね。
3曲目に入っている「Lake Mendota」はウィスコンシン大学にある大きな湖です。昨年不慮の事故で他界された同大学の世界的な陸水ミジンコの研究者であり、私の制作したミジンコのDVDの英語版の監修をしていただいたスタンリー・ドットソン博士に献呈した曲です。昨年11月にシカゴのフェスティバルに招待された折、昨夏退官したばかりのドッドソン夫妻の暮らすMadisonを表敬訪問するつもりでしたが、メールを送った二日後にコロラド州でバイク事故にあい急逝されたのでした。ドッドソン博士の下でミジンコの研究をされていた信州大学の花里孝幸教授(DVDの英訳者です)からのメールですぐに博士の死を知り仰天したのです。花里教授とドッドソン教授は2008年にメキシコで行われた世界海洋学会でDVD「MIJINKO a Silent Microcosm」を宣伝もしていただいたのです。これらは一切ボランティアでした。おかげで「DVDをイスラエルの学校で使いたい。ついてはヘブライ語に訳したいが、私もボランティアでやりたい」といってくれた同じく世界的研究者が現れたり、とびっくりさせられました。 11月に私はシカゴからchikamorachiのベーシスト、Darin Grayの運転する車でhighwayを2時間半かけてMadisonへ行きヴァージニア・ドッドソン未亡人をお会いしドッドソン教授の研究室を訪ねました。ウィスコンシン大学の巨大さと目の前のメンドータ湖の大きさや美しい風景にびっくりしました。びっくりついでだけど、ドッドソン未亡人は水生昆虫の研究者で博士号を取ったかたで、なんと話しているうちに「私は若いころロスコー・ミッチェルがアート・アンサンブル・オブ・シカゴ仁参加する前に知ってたわよ、いまセシル・テイラーがここの大学で教えてるんじゃないかしら」であります。私はシカゴでロスコーと30数年ぶりの再会をしたばかりでした。この世の中が何たることになっているのか、この方程式はどう書けばいいのだろう?私はわからない。関係各位に心から感謝するしかない!曲はAlt Clarinetの最低音を生かすためにために書いたので実音F#minorというあまり無いキーで、おまけにブルース形式になってしました。分からないのです。何でこの夏はそこらじゅうが湿っていて暑いのか!!!勘弁してもらいたい。