CD/RECORD
1. Dancing sea lions2
2. A vessel on a foggy night
3. HAGYOU -hukuwa-Uchi- Hamabe no Uta
4. The water pipes burst in the cold weather
5. Mother and who

All songs composed by Jim O’Rourke, Akira Sakata and Yoshimio
except Hamabe-no-Uta
HAGYOU(ハ行)
発売日 : 2008年2月20日
発売元 : SPACE SHOWER MUSIC
DDCJ-7002 B.J.L.(bounDEE)
musicians:Jim O'Rourke,Akira Sakata, Yoshimio
Recorded at Pitinn TOKYO 2006
Edited and Remixed by Jim O’Rourke 2007
Producer: Jim O’Rourke
A&R: Takashi Tannaka(bounDEE/B.J.L)
Recording engineer: Yoichi Tokunaga
Mastering engineer: Atsuo Fujita(Wonder Station)
Coordination: 山辺容子
Cover art painting:Bikky Sunazawa(砂澤ビッキ)
Design:Takafumi Kitsuda
ジム・オルークとのプロジェクトで4枚目の作品である。〝ボアダムス″で大活躍のYOSHIMIOちゃんがパーカッション、エレクトロニクス、ヴォイス、pianoなどで参加してくれた。liveをやったときはYOSHIMIだったけど、その後しっぽがはえて〝O″がついた。進化した結果なのか、正体を現したのか、その辺は猩々寺の住職に訊くほかあるまい。さて、住職に聴くところによると〝ハ行″という修行があるそうだ。興味のある方は一応ネットで検索してみてください。「熊野大権現のお告げ」第10巻第3章「修験道におけるハ行発声法とその効果」岩手県大船渡市三陸町蝦夷書院刊であります。もちろん、円の行者以来の山岳奥深い修験道ですから、やすやすと見つかるようなものではありません。祟りなどをかんがみると、深追いは避けられた方が後々、子々孫々のためにもよろしいかと思います。
さて、演奏の内容は気持ちよく聴ける即興演奏といえるであろう。(自分がそう思っているだけですけどね)熊野大権現様をはじめ森羅万象民百姓犬猫バッタ屋に至る広範な革命的同士たちにはどう聞こえるか?!それは分かりません。そこのところはお手上げです。赤挙げて白下げて、またそれでも赤を挙げます。
CDのどこかに"HAGYOU don't hag you !と書いてあります。私が「熊野大権現のお告げ」によって思いついたタイトルは「ハ行」でした。ローマ字表記をHAGYOでなくHAGYOUとしたところ、グローバルスタンダード製の馬鹿か利口か分らないPCがスペル・チェックしてHAGYOUはまちがっている。〝HAG YOU″とスペースを入れなさい、と言ってきた。人間もおかしいが、人間が作ったPCもおかしい!面白がるのがよかろう!
そんなわけで、前から、彫刻家砂澤ビッキの作品をCDのアートワークに使えればなあ、と思っていた。彼の作品はおおむね木彫であるが、絵も素晴らしい。作品はあちこちに分散している。旭川からずっと北上していくと天塩川のほとりに音威子府(オトイネップ)というまちがある。和寒(ワッサム)で高速を下りて40号を走ると稚内へ行く途中にこの町を通る。ここから直進すればオホーツクの浜頓別へ、左に行くとサロベツ原野の向こう、運が良ければ、太陽の沈んだあとのえもいわれぬ赤みのかかった美しい空に黒いシルエットとなって映える利尻富士を見ながら稚内へ至る。して、音威子府に入って天塩川沿いにしばらく走ると、右側にかかる橋のところに「筬島(おさしま)センター」と、さりげない看板が見える、そこで橋を渡りすぐに左へ入ると平屋建ての元小学校であった筬島センターにつく。入り口にある背の高い木彫作品が出迎えてくれる。ここが砂澤ビッキが最後にアトリエとして制作していた場所である。作品と共に、アトリエがそのまま残っている。生涯に一度は行ってみてもよい場所です。2005年の坂田 明mii青森北海道ツアーのときにに初めてここへ寄った。2回目に訪れた昨秋(2007年)、夕日がアトリエに差込み、建物の中も外もとても美しかったことを憶えている。これは観光案内ではありません。